社員の離職を防ぐ?現代の適性検査のトレンドとは

そもそも適性検査ってなに?

入社試験で適性検査を経験した人は少なくないでしょう。適性検査とは学校や企業などの集団にどれだけ適した素質を持つかを判定するために実施される検査です。

その歴史は古く中国の官吏登用試験「科挙」が始まりと言われています。しかし科学的な裏付けを持った検査が作られるようになったのはごく最近のことです。日本で広く使われているのは大手人材派遣会社が開発したものですが、近年数多くの適性検査が開発されています。

適性検査を有効に使うためには

就職試験で実施する適性検査は人材を選定する重要な働きを持っているにも関わらず、人事担当者は昔から長く使われてきたからなどの理由で熟考せずに同じ適性検査を使い続けているケースがまだ見られます。

近年、労働者のメンタルの問題が社会問題化しています。国はストレスチェック制度を導入するなど、過労死やうつなどのメンタル問題を回避するための施策に乗り出しています。労働者不足が現実味を帯びる中、労働者をメンタル問題で離職に追い込むのは得策ではありません。

適性検査によってどんなことを判定したいのか、目的意識を明確にしなければ検査を行う意味はありません。現在、適性検査で注目を集めているのがストレス耐性を判定できる検査です。パーソナリティー全般はもとより、抑うつ傾向がないか、ストレス耐性が高いか、などはメンタル問題によって離職することを出来るだけ少なくするための重要なチェックポイントです。

適性検査の人気ランキングではストレス耐性を測定するものが上位を占めますが、リーダーの素質を判定する検査もランクインしています。自社に求められる人材を明確化することで、最も適した適性検査を選ぶことが出来るようになるのです。

就職試験等で行われる適性検査は、あらかじめ対策をしておくことが必要です。市販の本等を利用して、例題を何度か解いておきましょう。